2010年10月9日土曜日

僕の中の壊れている所

昨日、近所のスーパーの野菜売り場にて
キャベツ高いなぁと思いつつ迷っていると
隣りに居たおばちゃんが、半分カットしたキャベツをもって考え込んでいた。
「高くて困るね」と僕が話しかけた。
もちろん全く知らないおばちゃん。歳は60前後だろうか。
おばちゃんもあまりにも普通に僕が話しかけるものだから
「ねぇ~」と反応したものの誰だっけって顔でのぞいてきた。
1個丸ごとだと300円弱なので、
「僕も半分のキャベツにしよう」と言いながら
半カットのキャベツをかごに入れた。
おばちゃんが手に持っていた半カットキャベツを僕のかごの中の
キャベツと取り換えてくれて、
「こっちのほうがいいから」と。
あまり、どれがいいのか僕はわからないのだけれど
よく見ると確かに他の半カットのものよりちょっとサイズが大きい。
「いいよ、おばちゃん買いなよ」と返そうとすると
「いいから」と言って向こうに行ってしまった。
ちょっと遠くなったおばちゃんに聞こえるくらい大きな声で
「ありがとう」と言いながら、キャベツを持ち上げた。
遠かったけど、おばちゃんこっちを向いて一瞬笑ったように見えた。

これ、全然知らないおばちゃんとの出会いである。
ある意味、オレ壊れてるなと思う。

あまりに一人で暮らしていて、ひとりすぎるから
そこらじゅうで他人に話しかける。

まぁ進展はないのだが、
ドラッグストアのバイトのコ
よく行く茶店のバイトのコ
クリーニング屋のコ
中華料理店の中国人の男の子
カレー屋のネパール人
(インド人じゃないのかって!携帯番号交換してたまに話してます)
コンビニのおばちゃん
宅急便のおばちゃん

などなど、しっかりステディがいれば、こんなに友達できなかったな。

0 件のコメント:

コメントを投稿