くの字に曲がる一本道をちょっとスピードをあげて行くと
横から黒い人影
車の後ろからドンって音
完全に事故ではないとわかる間合いだった。
何かぶつけられた。
ちょっと先で車を止めて待っていると
バットを持ったおっさん
「あぶねぇだろ」と罵声をあびせられた。
オモッキリ、怒鳴りあいになった。
(この時点で風格はどっしりしているが、おっさんけったいなのでこっちもブチ切れてやった)
で、埒があかず、警察に電話した「バットを持っている男性から車をなぐられた」と
そしたら大変、警察めちゃ来た。パトカー3台・警官8人~10人
オレとおっさん個別に事情聴取、おっさんはあくまでオレに轢かれたと主張。ぶほっである。
で、つえ代わりに使っているバットがちょこっと当たっただけで体はなんともないと。
車はバンパーに当たったのか、もともと傷だらけの車でアトがどれだかわからない。
あまりにシオラシクなったおっさんの演技力で今度はオレにお鉢がまわってきた。
これは交通事故ですので、交通課にまわします。
人と車の場合、人を守らないとね。ドライバーさん!
完全に敵が100倍になった。警官もこうなったら敵である。
アンラッキーさにも程がある。怒りを通り越して、一周してしまう。
結果、おっさんは警官の前ではシオラシクしている。
このままだと、保険使って時間使って、面倒になるのは鼻からわかる。
車の傷もわからないので、お互いこの先、文句を言わないということで、示談のようになった。
で警官は個人情報保護法などで後から言われても警察は事故の相手は明かせないという。
おっさんも、はい、それでいいですぅ。みたいな感じになった。おしまいである。
帰ってきても興奮さめずにいて、突如
『生きて死ぬ智慧』柳澤桂子著
を読むことにした。
読み終わる頃には、スーっと冷静になっていた。
いま無理をしてラッキーだったと考えるようにした。
おっさん死なずにバットでなぐりかかってこれるくらいの間合いでよかったと。
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